【人生の勝算】『スナック感』を理解し、良いコミュニティをつくれる考え方を解説!

スナック感を解説

『コミュニティを作りたいんだけど、何が大事かわからない…』

コミュニティは、これからの時代において理解しておかなければならない存在です。

この記事を読めば、コミュニティをつくるうえで大切な要素の一つである「スナック感」について理解できると思います!

クリエイターやブロガーなど、自分を発信するひとであれば、この記事を参考に、強い結束力でつながったコミュニティを形成できるはずです。

※人生の勝算を読んで、僕なりに感じたことを僕なりに表現した内容です。ご指摘やご意見などがあればTwitterにリプ飛ばしてください。ディスカッションしましょう!(@Shu_rrr)

スナック感とは結束力を強めるための重要な要素

そもそもスナックって何ぞや?

多くの若者はスナックに触れた経験がないと思います。僕もスナックは全然身近な存在ではないので行ったことないです。

そこで、まずはスナックとはどういうものなのかをネットで調べてみました。

スナックというものを軽く調べてみると、

  • 地域密着型
  • 手軽にお酒を飲める空間
  • ママと呼ばれる女性が経営していることが多い
  • アットホームな雰囲気
  • リーズナブルな価格帯

といったニュアンスのお店のことをいうそうです。

今度実際に行ってみる予定なので、そのとき感じたことなども改めて記事にします。ちょっと待っててください笑

「人生の勝算」という本では、まさにこのスナックという概念に注目して書かれている部分があるんですよ。

ここからは、スナックっぽさを5つの要素に分解して、ひとつずつ僕なりに解釈していきます。

スナック感を構成する5つの要素とは

『人生の勝算』では、コミュニティづくりで特に大切な5つのエッセンスが書かれています。

  1. 余白の存在
  2. クローズド空間での常連客の存在
  3. 仮想敵の存在
  4. 共通ルールの共有
  5. 共通の目的や方向性の共有

ここからは、それぞれを簡単に解説していきます。

①余白の存在

ここでいう余白とは、対象の未完成さ、もの足りなさなどのことです。

スナックのママであれば、完璧すぎるママよりも、ちょっと抜けていたり天然なママの方が良いということですね。

なぜかというと、その未完成さが共感を誘い、仲間をつくり、全体の結束力を強めるから!

具体的に説明します。

ちょっと仕事のできないママがいると、そんなママを支えようとして、お客さんはみんなで協力しようとします。ママの対応しきれない部分を手伝ってあげたり、お客さんにも関わらず店員さんのような行動をしたりするわけです。

そこには、未完成さから生まれた共感によるインセンティブが働いています。「このひとを助けてあげたい」といったものですね。

以上のような面で、余白の存在は大事な要素になります。

②クローズド空間での常連客の存在

クローズドな空間では、ひとりひとりのお客さんが互いに触れ合う機会が多くなります。すると、お客さん同士でもそうですが、お店側との接点も自然と増えますよね。

クローズドな空間に地道に通い続けていると、その空間の中に自分の居場所が生まれてきます。これがいわゆる「常連さん」という概念です。

「常連さん」は、一般客とは違ってお店の中に居場所が存在します。だから当然その居場所を維持するために様々な手段を取るわけですね。例えば、週2回は必ず来店したり、ママが忙しい時には代わりに注文をとったりするようになるとか。

こうして、常連さんは次第に「お店側の目線」で行動するようになっていきます。

そうして築いた信頼関係は、簡単には崩れませんし、高いロイヤリティ(忠誠心)をもってお店へ来てくれるお客さんは、安定した超優良顧客といえるわけですね。

③共通の敵の存在

「敵の敵は味方」という考え方があるように、人間は共通の敵を持つことで結束力を強めることがあります。

スナックを例にとれば、ママに迷惑をかけるお客さんなどが挙げられます。

共通の敵を倒すために、周りは強い結束力で結ばれます。その結束力は、敵を倒すためだけではなく、コミュニティ自体の一体感につながっていくわけですね。

④共通ルールを共有する

結束力が強いコミュニティには、必ずといっていいほど「共通のルール」が存在します。

例えば、アイドルのライブでのペンライトの色とかですね。

もちろん、暗黙の了解的に決まったルールもあれば、お店側が意図的に仕組んだルールも存在すると思います。

ここで大切なのは、共通のルールは大きな一体感を生むということです。その一体感は結束力をより強いものにしていくからですね。

⑤共通の目的や方向性を共有する

しっかりと成果を出している企業は、明確なビジョンが掲げられています。

その理由は、全員が同じ目的や方向性に向かって進めるからです。全員が同じ方向に向かっているからこそ、上手に連携が取れたり、速いスピードで成長していくことができるというわけですね。

この理屈は、同じ「組織」というカテゴリーに入っている「コミュニティ」も一緒です。

スナックでは、余白であるママを支えるという目的が共通していることが多いようです。それがお客さんに共有されているからこそ、全員が結束しているんですね。

ここまで、5つのエッセンスをそれぞれ軽く説明しました。

スナックが潰れない理由は、この5つの要素を完璧に満たしているから。

だからこそ、これからの時代でサービスを作ったり何かを発信していくなら、スナック感はぜひとも知っておくべき考え方だといえるわけですね。いやーこれは面白い!

「絆」とは、客が体験自体に価値を感じた結果

先ほど書いた5つの要素を満たしたコミュニティでは、そこへ参加していること自体が大きな価値を持つようになります。

常連さんとコミュニティとの間にできた強い信頼関係は、まさしく「絆」と呼べるものです。

ここからは、どうして「絆」が大きな価値を持つのかについて書いていきます。

現代人は、過程のストーリー性に惹かれる

戦後は、まったくモノが存在していませんでした。なので、新しいモノをつくりだすこと自体が大きな価値を持っていました。戦後まもなくの日本人は、物質的な豊かさをただひたすらに追い求めていたからですね。

こうして次第に、たくさんのモノが生み出されました。その結果、現代社会はモノであふれるようになり、物質的な豊かさへの欲求は満たされていったわけですね。

最近では、車や家を持つことに全く興味がない若者が増えてきています。豊かな時代に育ってきたのだからある意味当然といえます。

じゃあ、次に人間が価値を感じるのは一体何なのか?

それは「体験自体が持つ価値」です。

誰かと一緒にいたい。繋がっていたい。誰かに認められたい。受け入れてもらいたい。

現代では、そういった物質的な豊かさから更にひとつ上の欲求が渦巻いています。

例えば、プレゼントをもらったときを例に挙げます。

このとき、受け取った側は、プレゼントそのものが嬉しいだけではなく、本質的には「プレゼントを用意しようとしてくれたこと」に対して嬉しいと感じているわけですね。

こうして、現代人は体験が持つストーリー性に惹かれるようになっています。

絆は可視化しにくいが消滅しにくい価値

コミュニティのなかで生まれた一体感・結束力は、強い信頼関係となり「絆」と呼べると思います。

そうして生まれた「絆」は、ロイヤリティ(忠誠心)という意味で大きく価値を持つようになります。コミュニティの安定的なお客さんにとどまらず、コミュニティ運営側の目線で行動してくれるからですね。

それだけでなく、常連さんという信頼関係は、ちょっとしたことで簡単に消え去るものではありません。

なぜなら、些細なミスも受け入れあえる関係性に、人間は居心地よく感じるからです。

そして次第に、テクノロジーの進化によって、今まで可視化されてこなかった「絆」が数字に表れてくるようになります。

地域密着だから起きていたスナック感が、これからは不特定多数を相手にしたサービスにも通用する時代になってくるわけです!

関連記事 : 【評価経済】評価経済では武士道精神がカギになる!お金2.0と武士道を読んで思ったことを3つ解説。

「絆」を深めるうえでのインタラクティブ(双方向)の重要性

そもそもインタラクティブって?

インタラクティブというのは、「双方向」という意味です。

コミュニティにおけるインタラクティブとは、「運営側とお客さん」・「お客さんとお客さん」のような関係性が互いに影響しあっていることを指します。

つまり、運営側が一方的にギブ(提供)するだけでなく、お客さん側とのコミュニケーションを取っている状態ということですね。

インタラクティブによって、客からコンテンツが生まれてくる

コミュニティ運営側とお客さんの双方向のやりとりは、言うまでもなく信頼関係を築いていきます。

ここで大事なのは、お客さん同士の双方向のやり取りから、新しいコンテンツが生まれてくるということです。

とあるお客さんが楽しくてやっていた行動を、他のお客さんが真似します。例えば、特定のアイテムを身に着けたりするなどです。ここではお客さん同士のやり取りが発生してますね。

これがコミュニティのお客さん全体にまで広がると、お客さん同士のやり取り自体が「共通ルールの共有」というひとつの立派なコンテンツになります。

こうして生まれてきたコンテンツにより、どんどんコミュニティ内での「絆」が深まっていくわけですね。

なので、コミュニティを上手に活性化させていくためには、インタラクティブに関係を持てる環境をつくってあげることが大切になります。

さいごに

今回は、スナック感を細かく分解して解説してみました。

コミュニティがビジネスとして注目されているいま、感度の高い人間は絶対知っておくべき内容だったと思います。

モノ消費からコト消費へ移り変わっているといわれる中で、果たして一体どれだけ的確に人間の欲求を分析し、的確に刺激することで満足させられる価値を生み出していけるのか。

そんなことを考えるだけでなんだかワクワクしてきますね!

今回の記事を書くうえで、インスピレーションを受けた書籍『人生の勝算 -前田裕二著-』はマジで買ってみることをオススメします!

そして、僕は近日中にスナックを肌で感じてきたいと思います!

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